当研究室について
文化知能科学研究室では、芸術文化を支える知能および文化発展の仕組みを数学的に解明し、文化発展に役立つ情報技術の研究を行っています。創作者や鑑賞者の知的活動から社会的集団内での知識の分布の進化までを統一的に記述するモデルの構築を目指して、機械学習、データ生成過程モデル、進化理論、統計物理などの基礎研究から、音楽、絵画、文学などの分析・生成技術や進化過程の分析・予測・合成技術などの応用研究まで行い、自動作曲システムなどを用いた社会実験にも取り組んでいます。最先端の機械学習や進化の数学理論など、情報学や物理学の専門知識を習得した上で、社会発展の観点から人工知能技術の研究開発ができる科学者・工学者の輩出に努めています。
最近の活動
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第7回文化知能科学セミナーにて、津田塾大学 植村あい子氏が講演されました。 「感性をつなぐ音楽理解と生成」
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第6回文化知能科学セミナーにて、カナダ・マギル大学 Ichiro Fujinaga氏が講演されました。 「On the Virtues of Lazy Machines: Rethinking Efficiency, Effort, and Intelligence」
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准教授の中村栄太さんが日本電子キーボード音楽学会 第20回全国大会で基調講演をしました。
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M1の杉本悠さんが情報処理学会第144回音楽情報科学研究発表会で学生奨励賞を受賞しました。
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第5回文化知能科学セミナーにて、熊本大学 上瀧剛氏が講演されました。 「半自動楽器演奏システムとその展望」
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第4回文化知能科学セミナーにて、東北大学 稲葉達郎氏が講演されました。 「Transformerの音楽生成への応用例/LLMの原理解明に向けて」
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第3回文化知能科学セミナーにて、亜細亜大学 東条敏氏が講演されました。 「人口動力学と繰り返し学習モデル」